法務のスピード感
法務部門に外部からスピードを求められることはよくあるかと思います。
・早く取引を進めたいので、なる早で!
・今日中にやらなきゃなので、いますぐ!
なんて依頼がよくあるかと思います。
アナウンスがしっかりできているルールがしっかりできてる企業であれば、余程のイレギュラーでなければ、認められないかと思います。
トラブル案件やM&Aなんかの本当に緊急性を求められる案件なんかは仕方ないですし、法務早急に対応できる体制が望ましいとは思います。
そうでない場合は、案件の把握、リスク検討に十分な時間が必要かと思います。
自社のよくある取引でそれらに要する時間が短縮できる場合以外は、断らざるをえないかと思います。
ただ、立場や法務担当の性格からか押しに負けて、不用意に、短納期で受けてしまうということも多いかと思います。
それで、検討が不十分になる、納期に間に合わない、となると、結局依頼者側も不利益を被ることになり誰も得しないかと思います。
結局のところ、依頼する側にもそれらの事情を理解してもらい十分な時間を取るように、段取りしてもらうしかないというかと思います。
法務部門としては、それらの事情を常に、アナウンスしていくしかないですかね〜